嶋谷自然

没年月日:1993/08/13
分野:, (日)

 日展参与、名古屋芸術大学名誉教授の日本画家嶋谷自然は、8月13日呼吸不全のため名古屋市昭和区の聖霊病院で死去した。享年89。嶋谷は明治37(1904)年3月19日三重県志摩郡に生まれた。本名藤四郎。大正11年東京で矢沢弦月の門に入り、昭和5年第9回帝展に「網屋」で初入選した。同16年、京都の西山翠嶂に師事、翠嶂が主宰する画塾青甲社同人となる。戦後は同21年の第1回日展に「冬日」を出品、以後日展を中心に制作発表を行った。同25年第6回日展に「緑影」で特選、白寿賞を受け、翌年第7回日展に無監査出品した「丘」で連続当選、朝倉賞を受賞した。同30年の第11回日展で最初の審査員をつとめ、同33年日展会員に挙げられた。同54年改組第1回日展に「湖心」を発表、文部大臣賞を受賞した。また、同45年名古屋芸術大学教授に就任、退職後同校名誉教授となった。同48年中日文化賞を受賞する。

出 典:『日本美術年鑑』平成6年版(331頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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