高田克己

没年月日:1989/12/19
分野:, (学)

 元大阪市立大学教授、元関西女子美術短大学長の高田克己は、12月19日午前8時29分、脳こうそくのため、大阪府済生会茨木病院で死去した。享年83。明治38(1905)年12月25日、福岡県朝倉郡に生まれる。昭和5(1930)年、東京美術学校図画師範科を卒業して、同年大阪市立西華高等女学校教諭となる。同22年同市立女子専門学校教授となり、24年より大阪市立大学助教授を兼務。翌25年女子専門学校を退く。37年3月工学博士となる。同43年大阪市立大学教授となり、翌44年停年退職。同年より非常勤講師として同大学で教鞭を取り、また大手前女子大学文学部哲学科美学美術史学科教授となって50年まで在職。同50年5月、関西女子学園短期大学教授兼学長となる。(同年6月、同大学は関西女子美術短期大学と改称。)同61年、同大学を退いた。「動宜均斉的観察の対象例 茶室(一)~(三)」(昭和27年3月)、「営造意匠と規矩法」(同29年3月)、「『孝工記』にあらわれた営造意匠の法式の研究」(同36年9月)、「伝幡した意匠」(同40年11月)などを著し、日本建築学会、日本デザイン学会、色彩科学協会、関西意匠学会、美術史学会に所属した。

出 典:『日本美術年鑑』平成2年版(257頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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