藤井令太郎

没年月日:1980/06/25
分野:, (洋)

 春陽会会員、武蔵野美術大学教授の洋画家横井令太郎は、6月25日午後4時5分直腸ガンのため東京都三鷹市の杏林大付属病院で死去した。享年66。1913(大正2)年9月18日長野市に生まれ、37年帝国美術学校(現武蔵野美術大学)油絵本科を卒業。戦後53年の第30回春陽会に「壊れた椅子」ほか2点を初出品し春陽会賞を受賞、翌年同会会員に推挙された。また54年第1回現代日本美術展に「椅子と影」「壁と椅子」、55年第3回日本国際美術展「不安定な椅子」「古風な椅子」、57年第4回日本国際美術展に「アッカドの椅子」(鎌倉近代美術館賞新人賞受賞)と、椅子をテーマにした作品を多く描いている。57年には日比谷図書館ロビーの壁画制作に加わる。一方55年より武蔵野美術大学教授をつとめるとともに60年渡欧、77年安井賞選考委員となった。主な作品は「アッカドの椅子」「ドンキホーテ」「壊れた椅子」「ピエロ達」など。

出 典:『日本美術年鑑』昭和56年版(256頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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