四方れい

没年月日:1980/08/20
分野:, (洋)

春陽会々員の四方れいは8月20日肺炎のため名古屋市千種区の東市民病院で死去した。享年78。1902(明治35)年3月5日神戸市に生まれ、兵庫県立神戸第一高等女学校を卒業した(旧姓佐々木)。24年四方博と結婚、27年朝鮮京城に住んだ。終戦まで鮮展に出品し、戦後50年「後庭」が第27回春陽会展に初入選し、63年春陽会準会員に、同66年会員になった。作品に「遠い道」「花が咲いた」「道」「子供のいる風景」「とりのくる丘」などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和56年版(258頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2023年09月13日 (更新履歴)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「四方れい」『日本美術年鑑』昭和56年版(258頁)
例)「四方れい 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)https://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10167.html(閲覧日 2024-03-29)
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