松葉清吾

没年月日:1980/10/25
分野:, (洋)

 二科会会員の洋画家松葉清吾は、10月25日急性心不全のため兵庫県宝塚市の自宅で死去した。享年80。1900(明治33)年10月13日堺市に生まれ、上京後20年に本郷絵画研究所に入り岡田三郎助に師事する。26年渡仏し、32年までパリに滞在、この間アカデミー・ランソンでジョルジュ・ビシェールに師事、また、アンドレ・ロートにもつく。はじめ光風会展、春陽会展、国展に出品したが、その後出品を止め独自で研究にあたる。50年、第35回二科展に「天使の歌ふ」等を出品し二科会会友となり、翌年「叫び」等を出品し会員に推される。以後、同展に制作発表し、九室会にも属した。64年、第49回展に「作品C」等を出品し、二科展会員努力賞を受ける。また、関西女子美術短大で教えた。抽象作品を専らにし、二科展への出品作に「作品B」(53回)、「緑の作品(2)」(59回)、「私の舟」(61回)などがある。

出 典:『日本美術年鑑』昭和56年版(265-266頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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