今井憲一

没年月日:1988/11/12
分野:, (洋)

 独立美術協会会員の洋画家今井憲一は、11月12日午前4時22分、心不全のため京都市中京区の京都民医連中央病院で死去した。享年80。明治40(1907)年11月13日、京都市に生まれる。昭和3(1928)年津田青楓洋画塾に入り、翌4年第16回二科展に「東山一隅」「百合の花」で初入選し、同8年まで同展に出品する。津田青楓塾が東京へ移るに際し、8年独立美術京都研究所を北脇昇らと共に創立する。10年第5回独立展に「山蔭の杜」で初入選。以後同展に出品を続ける。15年第10回展に「湿地帯」を出品して独立美術協会賞を受賞し23年同会会員となる。京都市展にも出品し、10、13、14年に受賞する。戦前、戦後を通じて京都にあって活躍し、38年より48年まで京都美術大学教授、49年より52年までPL学園女子短大教授をつとめ、52年京都府美術工芸功労者として顕彰される。戦前から超現実主義的作風を示し、風景と静物を組み合わせて独自の画風を示す。

出 典:『日本美術年鑑』平成元年版(275頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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