加藤孝一

没年月日:1988/12/28
分野:, (洋)

 二科会評議員の洋画家加藤孝一は、12月28日午前11時25分、肺がんのため愛知県瀬戸市の陶生病院で死去した。享年80。明治41(1908)年12月8日愛知県瀬戸市に生まれる。瀬戸窯業学校を卒業。昭和13(1938)年第25回日本水彩画会に「花」で初入選。19年第9回新制作派展に初入選する。戦後、21年北川民次に師事し、同年第31回二科展に「瀬戸物作り」で初入選。以後同展に出品をつづけ、32年同会会友、45年会員となる。54年第64回二科展に「通り裏の風景」を出品して会員努力賞を受賞。59年二科会評議員となる。実景に取材しながら、その再現描写にとらわれず、遠近、大小関係を自在に変化させ幾何学的形体に簡略化したモチーフにより明快でユーモラスな作風を示した。

出 典:『日本美術年鑑』平成元年版(279-280頁)
登録日:2014年04月14日
更新日:2015年12月14日 (更新履歴)
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