黒田記念館へようこそ
 9.黒田記念室入り口

 黒田記念館は昭和3年(1928)に竣工し、昭和5年(1930)から開館しています。階段を昇って、天然採光の廊下を右に進むと、黒田記念室があります。この部屋は、開所当初から黒田清輝の作品を展示する部屋として木曜日の午後1時から4時に公開されてきました。西洋画家のアトリエと同様、建物の北側に位置する窓のない部屋で、光は天井からガラス越しに取り入れられていました。現在は安全上の理由から、当初のガラスの代わりにアクリル板が取り付けられています。扉の前にあるブロンズ彫刻は高村光太郎(1883-1956)による黒田清輝肖像です。

 10.黒田記念室入り口上部

  黒田記念室の扉上部には「黒田子爵記念室」という文字が刻まれています。このパネルはこの部屋が美の殿堂であることを象徴するような気品に満ちたフリーズ装飾が施されています。この文字は洋画家で書の研究家でもあった中村不折(1866-1943)によるものと伝えられています。

11.室内装飾

 記念室の天井は漆喰の花飾りで飾られ、瀟洒な雰囲気をかもしだしています。

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