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平成18年度および19年度に、黒田清輝夫人照子のご遺族にあたられる金子光雄氏より、同氏が保管してこられた黒田清輝関係の写真や遺品などが東京文化財研究所に寄贈されました。大半は黒田や家族のポートレートや生活の一こまを物語る写真で、黒田清輝を知るための貴重な資料です。当研究所企画情報部では、これらの資料の来歴や関連する事項などについて調査と整理を進めています。このたび、その成果のひとつとして、ご寄贈いただいた写真の中から約70
点を選び、「写真で見る黒田清輝の日常」と題して大型タッチパネルにて公開いたします。
寄贈写真はすでに原板が失われており、展示による劣化が懸念されるため、デジタル撮影を行いました。それらを、国立情報学研究所のご協力により、細部まで拡大して見ることもでき、一部については写されたものの細かい情報も得られるよう作成いたしました。これは、「近現代美術に関する総合的研究」のひとつとして行っている黒田清輝研究の成果の一部です。
黒田清輝という人物をより身近に感じていただき、黒田記念館の展示を楽しんでいただく一助となれば幸いです。 |
平成22年11月
東京文化財研究所 |
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