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第31回文化財の保存および修復に関する国際研究集会
文化財を取り巻く環境の調査と対策
開催期間 : 平成20年2月5日〜7日
会場 : 東京文化財研究所
(東京都台東区上野公園13-43)
   
開催趣旨  東京文化財研究所では、第31回文化財の保存および修復に関する国際研究集会を「文化財を取り巻く環境の調査と対策」というテーマで2008年2月5日から7日までの3日間開催いたします。
  文化財はそれを取り巻く環境により様々な影響を受けます。ラスコー洞窟や高松塚古墳のカビなどの発生の一つの要因は、壁画の周囲の湿度が高い状態にあったことです。これらの問題に対処するためには、劣化をひきおこす微生物への対策のみならず、周囲の温湿度や文化財に含まれる水分量など数多の環境要素の問題点を明確にすることが重要です。
 今回の国際研究集会では、様々な調査手法と評価法について、最新の研究成果をもとに討論し、文化財を取り巻く環境の調査と対策のために広く検討したいと考えています。
プログラム
2月5日(火)  
10:00−10:10 主催者あいさつ
鈴木規夫(東京文化財研究所)
<基調講演>
座長 三浦定俊(東京文化財研究所)
10:15−11:15 環境変動と野外遺跡の成立と保存−中国敦煌莫高窟を例として−
福田正己(アメリカ、アラスカ大学)
11:15−12:15 ラスコー洞窟:その保存の困難さ
Isabelle Pallot-Frossard(フランス、歴史記念物研究所)
12:15−14:00 昼食
<セッションT 文化財を取り巻く環境と劣化>
座長 鉾井修一(京都大学大学院)
14:00−14:45 百済王朝 武寧王陵の保存に関する地質工学的研究
徐 萬哲(韓国、国立公州大学)
14:45−15:30 高松塚古墳墳丘部の熱水分特性調査と冷却
石ア武志(東京文化財研究所)
15:30−16:00 コーヒー・ブレイク
座長 神庭信幸(東京国立博物館)
16:00−16:45 文化財保存計画策定のための環境計測
Vinod Daniel(オーストラリア、オーストラリア博物館)
18:00−20:00 レセプション(上野精養軒)
2月6日(水)  
<セッションU 調査手法と応用事例>
座長 佐野千絵(東京文化財研究所)
10:00−10:45 ラスコー洞窟:微生物活動のモニタリング
Genevieve Orial(フランス、歴史記念物研究所)
10:45−11:30 高松塚古墳・キトラ古墳石室の微生物調査:
    漆喰壁画の生物劣化にかかわる原因究明の一里塚
杉山純多(テクノスルガ・ラボ学術顧問)
木川りか(東京文化財研究所)
11:30−13:15 昼食
座長 John Grunewald(ドイツ、ドレスデン工科大学)
13:15−14:00 高松塚古墳の石室解体過程における温湿度環境の制御
小椋大輔(京都大学)
犬塚将英(東京文化財研究所)
14:00−14:45 高松塚古墳墳丘部の原位置土質特性と安定解析
三村 衛(京都大学)
14:45−15:15 コーヒー・ブレイク
座長 Vinod Daniel(オーストラリア、オーストラリア博物館)
15:15−16:00 壁画/絵画の診断と保存のための非接触調査法
Mauro Bacci(イタリア、イタリア電磁気学研究所)
16:00−16:45 音波による石造文化財の劣化評価
高妻洋成(奈良文化財研究所)
2月7日(木)  
<セッションV 環境の評価と対策>
座長 石ア武志(東京文化財研究所)
10:00−10:45 フマユーン廟赤砂岩の物性に対する気象の影響とその解析
Rudolf Plagge(ドイツ、ドレスデン工科大学)
10:45−11:30 建造物部材でのカビ発生率の予測解析
John Grunewald(ドイツ、ドレスデン工科大学)
11:30−13:15 昼食
座長 小椋大輔(京都大学)
13:15−14:00 ラスコー洞窟内の微気象変化とその解析
Delphine Lacanette(フランス、ボルドー大学)
14:15−15:30 総 合 討 議
座長 三浦定俊(東京文化財研究所)
発表および討論 発表は招待講演者に限りますが、討論ではすべての参加者が発言できます。なお、報告書は翌年度に発行する予定です。
使用言語 日本語または英語で発表および討論を行います(同時通訳が利用できます)。
参加者登録 参加申し込みは締め切りました。
参加登録料 一般 8,000円 学生 5,000円(印刷物代を含む)
当日、会場で徴収します。
レセプション 登録された方は、2月5日(火)午後6時より行われるレセプションにご招待いたします。
 

ご不明の点は下記までお問い合わせください。
東京文化財研究所保存修復科学センター
国際研究集会事務局
電話 03−3823−4873(佐野)
  03−3823−4880(犬塚)
FAX 03−3822−3247
電子メール symp2008@tobunken.go.jp
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