東京文化財研究所 >第42回オープンレクチャー 人とモノの力学

2008.10/3(金) - 4(土)  いずれも午後1時30分〜午後4時30分 東京文化財研究所・地階セミナー室
受講無料・要申込み ■定員に達したため申込は締め切りました■
東京文化財研究所企画情報部では、毎年秋に研究成果を一般に公開するために講座を開いています。
今年も下記の通り、2日連続で4人の講師による講演会を行います。
■2008年10月3日(金)午後1時30分〜午後4時30分 於 東京文化財研究所・地階セミナー室
鬼子母神の源流をたずねる
勝木言一郎(東京文化財研究所企画情報部情報システム研究室長)
クチャ地域の石窟に描かれた供養者像とその信仰について
中川原育子(名古屋大学文学研究科助教)
鬼子母神は仏教における子供と安産の守り神です。その姿は右手にザクロの実を持ちながら、子供を抱く天女のような姿に表されてきました。台東区入谷にも「おそれいりやの鬼子母神」で知られる真源寺があり、きっと台東区のみなさんにとってなじみ深い神さまであることでしょう。今回の講演では、鬼子母神を題材に、インドから西域諸国を経て中国、そして日本にいたる伝播の過程を探ります。 新疆ウィグル自治区のクチャは古代亀茲国にあたり、仏教国として大いに栄えました。この地には多くの石窟寺院、地上寺院が造営され、現地に今なお遺跡として残っています。この講演は亀茲国の仏教信仰の一端を、石窟内に描かれた供養者像の分析を通じて解き明かそうとするものです。キジル石窟、キジルガハ石窟、クムトラ石窟の3石窟寺院をとりあげ、供養者の種別、人物構成、供養儀礼のあり様、服制などを中心に紹介します。

■2008年10月4日(土)午後1時30分〜午後4時30分 於 東京文化財研究所・地階セミナー室
写真のなかの芸術家たち −黒田清輝を中心に−
田中淳(東京文化財研究所企画情報部長)
明治10年・西南戦争と上野公園地図
青木茂(文星芸術大学教授)
写真のなかに写された芸術家たちは、わたしたちに様々なことを教えてくれます。公私にかかわる記念として撮影されたポートレート、また生活のひとこまであるスナップ写真など、いろいろな場面で撮影されています。そうした写真の中に残された芸術家たちの姿から、作品、もしくは日記などの文字の記録からはうかがうことができない、芸術家の創作の営みを、黒田清輝(1866−1924)、有島生馬(1882−1974)をとりあげて考えてみたいとおもいます。

日本で最も有名な銅像といえば東大寺の大仏と上野公園の西郷さんです。上野戦争(明治元年1868)の功臣西郷隆盛は西南戦争では逆賊となりました。それなのに上野公園に建っていて「西郷さん」と愛称されています。ところで、上野公園の制定と計画によって寛永寺境内は随分と変ります。その歴史をたどりながら現状の博物館や美術館、イベント会場にいたるまでの上野公園地を考えてみたいとおもっています。


受講方法
受講には事前の申込みが必要です。往復はがきに「オープンレクチャー参加申込み」と明記の上、参加希望日、氏名、住所、電話番号を記入して下記宛にお申込みください。
申込みはファックスでも受け付けます。返信のためのファックス番号を必ず書き添えてお申込みください。
申込用紙はこちらからダウンロードできます。
  (Microsoft word文書/22KB)


定員:各日80名(申込み先着順)
受講料:無料
申込み締め切り2008年9月26日(金)
(定員に達したため申込は締め切りました)
申込み・問合せ先
東京文化財研究所企画情報部
〒110−8713 東京都台東区上野公園13−43
電話03−3823−4829 
ファックス03−3823−2371
黒田記念館特別公開
2008年10月28日(火)〜11月3日(月)  9:30〜17:00
黒田記念館は、上野の山文化ゾーンフェスティバルにあわせて10月28日(火)か ら11月3日(月)まで毎日午前9時30分から午後5時まで特別公開します。 また通常の公開は、9月6日(土)より毎週木曜日および土曜日の午後1時から4時までです。入場は無料です。
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