ブックタイトル未来につなぐ人類の技17 煉瓦造建造物の保存と修復

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概要

未来につなぐ人類の技17 煉瓦造建造物の保存と修復

補強の施工状況況アラミド繊維目地補強引張補強材挿入アラミド繊維目地補強引張補強材挿入スライド13スライド15水平構面補強天井が高い→煉瓦壁頂部をRC臥梁に置換天井が低い→煉瓦壁補修、鉄骨梁を付加RC臥梁鉄骨梁+ブレースRC臥梁マンサード屋根RC臥梁付隅部RC臥梁付一般部スライド14RC臥梁無一般部その他の補強の実施例事例1旧島津公爵邸(スライド16)旧島津公爵邸所在地:東京都品川区建築年代:1915年(大正4年)構造形式:地上2階地下1階、煉瓦造改修設計期間:2009年1月~2009年6月工事期間:2009年7月~2010年3月・煉瓦壁を頂部から無水方式で軒先から垂直に削孔してPC鋼棒を挿入し、基礎部は横から大径コアを抜きアンカーの定着を作成。・小屋内からプレストレスをかけて煉瓦躯体を垂直に締め付けた。・穴を掘るときに無水工法を採用したことにより、建設当時の貴重な内装を解体することなく短期間で工事を実施。スライド16壁頂部PC鋼棒端部67