ブックタイトル未来につなぐ人類の技17 煉瓦造建造物の保存と修復

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概要

未来につなぐ人類の技17 煉瓦造建造物の保存と修復

42.本件の記述は、山形県旧県会議事堂保存修理工事の現場所長であった公立大学法人長岡造形大学の木村勉名誉教授から現地(2017.1.24)ならびに東京文化財研究所内(2017.5.17)での聞き取り調査による。43.木村勉(2017)「バットレスで支え、内部空間を復原山形県旧県会議事堂(文翔館)」『住宅建築2月号』建築資料研究社, pp.24-25.44.公益財団法人文化財建造物保存技術協会(2010)『重要文化財旧手宮鉄道施設(機関車庫三号ほか)保存修理工事報告書』小樽市, pp.1-2.45.前堀勝紀氏からの聞き取り調査に基づく。あわせて、以下の資料を参考にした。公益財団法人文化財建造物保存技術協会(2010)『重要文化財旧手宮鉄道施設(機関車庫三号ほか)保存修理工事報告書』小樽市, pp.183-184.46.建物正面から構造補強部材が可能な限り見えないように補強部材の配置を改めた。また、扇状の平面形状にも配慮し、梁架構の配置を決定した。47.構造補強部材に塗られている塗料についても、機関車の塗料の質感に合わせて、艶が少ない塗料を選択し、構造補強部材の存在感を減らす配慮がなされている。48.清泉女子大学の事例は、一般財団法人建築センター評定部審議役の木林長仁氏からの聞き取り調査(2017.1.20)に基づいて作成した。113