第4回公開学術講座

第4回公開学術講座

「義太夫節の伝承:『平家女護島』鬼界が島の段」
―文化財保護委員会作成の音声資料をめぐって―

東京文化財研究所無形文化遺産部では、文化財保護委員会(現在の文化庁)が保護事業の一環として作成した音声記録をテーマに講座を開催しています。今年度は、昭和24(1949)年3月に収録された義太夫節を取り上げました。演奏者の豊竹山城少掾と四世鶴澤清六は、昭和30年に重要無形文化財保持者の制度が開始されたときに、人形浄瑠璃文楽太夫と人形浄瑠璃文楽三味線で、それぞれ各個認定されています。二人が残した数多くの録音は、今日でも優れて規範的な演奏と認められています。『平家女護島』二段目「鬼界が島の段(俊寛)」もその一つです。二人の演奏を聴きながら、この録音の意義や現在の伝承との関わりについて、考えました。

プログラム

1.昭和24年3月収録「鬼界が島の段」
講演:飯島 満(東京文化財研究所)
2.義太夫節「蜑訛り」の伝承
講演:坂本清恵(日本女子大学)
3.豊竹山城少掾・四世鶴澤清六「鬼界が島の段」
講演:飯島 満(東京文化財研究所)

使用音源:文化財保護委員会作成SPレコード
「鬼界が島の段」(昭和24年3月録音)
豊竹山城少掾・四世鶴澤清六

koza04-01

坂本清恵日本女子大学教授による講演

koza04-02

無形文化財の記録作成に関する講演

公開事業

PAGETOP
Copyright © 東京文化財研究所 無形文化遺産部 All Rights Reserved.