第9回公開学術講座

第9回公開学術講座

「流行歌としての道行
―『海道下り』を中心とした能・狂言歌謡の源流と広がりー」

10月18日、第9回東京文化財研究所無形文化遺産部公開学術講座を東京国立博物館平成館で行いました。今回のテーマは「流行歌としての道行―「海道下り」を中心とした能・狂言歌謡の源流と広がり―」です。旅の道程を謡った道行は昔から人々の心を引き、流行歌としてブレイクしました。大阪工業大学の岡田三津子氏の講演をまじえ、その諸相を鎌倉時代に流行した早歌から能・狂言へとたどり、現在の伝承について考察しました。第三部では佐藤友彦(和泉流狂言師)朝倉俊樹(宝生流能楽師)両氏による謡や小舞の実演も披露し、参加者から満足度の高い評価を受けました。

プログラム

講演Ⅰ 宴曲〈海道〉の文学史 ― 忘れられた流行歌謡 ―
岡田三津子(大阪工業大学知的財産学部教授)
講演Ⅱ 放下の歌と能・狂言
高桑いづみ(無形文化遺産部無形文化財研究室長)
実演 1 〈海道〉から能狂言へ 《盛久》道行・《蝉丸》道行
2 放下の歌 海道下り・《放下僧》小歌
3 小歌のいろいろ 小原木・《花月》小歌 ほか実演 佐藤友彦(和泉流狂言師)
朝倉俊樹(宝生流能楽師)
日吉栄寿(長唄三味線演奏家)解説 高桑いづみ
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復元演奏「海道下り」

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狂言小舞「海道下り」

 

公開事業

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