第8回無形民俗文化財研究協議会「わざを伝える ―伝統とその活用―」

第8回無形民俗文化財研究協議会

 東京文化財研究所無形文化遺産部では、無形民俗文化財の保存・継承に寄与することを目的として、毎年テーマを定めて無形民俗文化財研究協議会を開催しております。今回は民俗技術などの伝統的技術をテーマの中心としております。2006年から開催しております「無形民俗文化財研究協議会」も、その第1回のテーマが「民俗技術」でした。民俗技術の指定制度は第1回目の無形民俗文化財研究協議会を開催する前年2005年から始まりました。当時は文化財としての民俗技術という新しい概念自体に馴染みもなく、もちろん保護の方策等も議論されていませんでした。民俗技術の指定制度が始まって8年が経過しようとしていますが、その間「文化財としての民俗技術」という概念や定義がどれほど認知され、深められたのか。また、現場でどのような事が問題になり、どのような取組が行われてきているのか。伝統的技術の保護について、保存・活用の現状について情報を共有し、議論を深めて、論考を重ねました。

プログラム

序にかえて 石崎 武志   (東京文化財研究所 無形文化遺産部)

趣旨説明  今石 みぎわ (東京文化財研究所 無形文化遺産部)

第一部 報告

  1. 佐渡「小木のたらい舟製作技術」伝承の取り組みと課題
    井藤 博明  (佐渡市世界遺産推進課文化財室)
  2. 「越中福岡の菅笠保全に妙薬はあるのか―行政のサポートについて」
    徳田 光太郎  (越中福岡の菅笠製作技術保存会、高岡市福岡総合行政センター)
  3. 「えどがわ伝統工芸産学公プロジェクトの取り組みについて」
    羽太 謙一  (女子美術大学)
  4. 「荒川区の無形文化財保護の取り組み―伝統工芸技術の保存・普及・継承事業を中心として」
    野尻 かおる  (荒川区立荒川ふるさと文化館)
  5. 【特別観覧 紹介】台東区の伝統工芸職人展(東京国立博物館平成館ラウンジ) 台東区の伝統産業事業について
    浦里 健太郎  (台東区文化産業観光部産業振興課)

第二部  総合討議

〔コメンテーター〕
段上 達雄  (別府大学)
山崎 剛    (金沢美術工業大学)

〔パネリスト〕
井藤 博明・徳田 光太郎
羽太 謙一・野尻 かおる
〔コーディネーター〕
今石 みぎわ (東京文化財研究所 無形文化遺産部)

報告書

報告書をpdfファイルで御覧いただけます。
第8回無形民俗文化財研究協議会「わざを伝える ―伝統とその活用―」

公開事業

PAGETOP
Copyright © 東京文化財研究所 無形文化遺産部 All Rights Reserved.