紛争と文化遺産-紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興-

 

2001年のタリバーンによるバーミヤーン大仏の破壊、2003 年のイラクのサッダーム政権崩壊時の混乱下で行われた考古遺跡や博物館等での破壊や略奪という痛ましい事件の後、日本はユネスコと連携して文化遺産保護のための国際協力を両国において積極的に行ってきました。

内戦中のシリアをはじめとして、今なお紛争等による文化遺産の破壊は続いています。紛争下・紛争後のアフガニスタンやイラクでは、文化遺産の保全や文化復興はどのように行われてきたのでしょうか。過酷な紛争状況下において、危機に瀕する文化遺産を保護するために現地からはどのような国際協力が求められており、今後日本はどのような役割を果たしていくべきなのでしょうか。

本シンポジウムでは、アフガニスタン及びイラクの専門家をお招きし、両国における文化遺産保護や文化復興の現状と課題、展望につきましてご報告頂きます。また、両国に先んじて政情がやや安定したレバノンの専門家をお招きし、レバノンでの経験を踏まえた文化遺産保護のための国際協力についての提言も伺いたいと考えています。

パネルディスカッションでは、紛争下・紛争後の文化遺産保護のための国際貢献の在り方について討論するとともに、日本は文化遺産を通じた復興にどのように貢献していくべきなのか、共に考える機会としたいと思います。

  • 日時: 2016年1月24日(日) 13:00~17:00
             (17:00~会場ロビーにて懇談会 要事前申込み)

  • 参加費:無料

  • 定員:120名

  • 場所: 東京文化財研究所 地下セミナー室
           (〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43)

  • アクセスhttp://www.tobunken.go.jp/japanese/gaiyo/map.html

  • 参加ご希望の方は、こちらの申込フォームに御記入の上、郵送・FAX・E-mailでお申込み下さい。チラシはこちら

  • お問い合わせ・お申し込み先
    東京文化財研究所文化遺産国際協力センター 山内、近藤
    〒110-8713 東京都台東区上野公園13-43
    TEL:03-3823-4809
    FAX:03-3823-4867
    E-Mail: kondo_hiro(アットマーク)tobunken.go.jp
  • (アットマーク)部分を@に変えてください

 

<プログラム>

第1部:講演 「紛争下・紛争後の文化遺産保護と復興」
13:00〜13:15 開会あいさつ・趣旨説明

13:15〜13:40 文化遺産の破壊、そして復興:日本の文化遺産国際協力
                 (東京文化財研究所文化遺産国際協力センター室長 山内和也)

13:40〜14:10 アフガニスタンにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
                 (カーブル国立博物館前館長 オマラ・ハーン・マスーディー)

14:10〜14:40 イラクにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
                 (イラク考古遺産庁調査発掘部長 ハイダル・オレイビ・アルマモリ)

14:40〜15:10 レバノンにおける紛争下・紛争後の文化遺産保護の取り組み
                 (京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授 泉拓良)

休憩(15分)

第2部:パネルディスカッション 「紛争下・紛争後の地域における今後の国際的な文化遺産保護協力の在り方」
15:25〜16:50 パネルディスカッション
                         (司会:前田耕作(和光大学名誉教授))
                         (パネリスト:オマラ・ハーン・マスーディー、ハイダル・オレイビ・アルマモリ、泉拓良、
                         岡田保良(国士舘大学イラク古代文化研究所所長)、西藤清秀(橿原考古学研究所技術アドバイザー))

16:50〜17:00 閉会あいさつ